つもっとキャット

ツマとオットとキャットのあれこれ

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子猫を拾ってしまった

こんにちは。ツマとオットとキャットのブログ、つもっとキャットです。

昨日の帰り道、ツマはうっかり子猫を拾ってしまいました。意図的に拾ったのでうっかりでもなんでもないんですが、気分的にはうっかり。

職場の建物から駐車場にへ歩いている途中、必死に鳴いている子猫を見つけました。よその住宅の敷地内だったのでそこで飼っているか住み着いているかの猫だと思ったのですが、立ち止まって様子を見ていると、鳴いているというより泣いているに近い。顔も見るからに猫風邪の状態でした。どれだけ鳴いても人も猫もおらず、完全に迷子の子猫だと判断しました。

気になって仕方がないので道からずっと観察していて、その家の人に一応断ってから連れて行くべきかどうしようかと悩んでいるうちに、子猫が道路に出てきました。

近づくと怖がって逃げてしまうので、つかず離れずストーキング。ぶつからずに歩いているので、目は見えていることがわかりました。

だんだん職場に戻ってきてしまったので、電話をして「箱持ってきて!!」と応援要請。ちょうど猫好きの先輩が出て、すぐに箱を持ってきてくれました。

しばらくふたりでがんばっていましたが、子猫は物陰に隠れて鳴いているだけで近づかせてくれません。鳴き声に反応して、近所の外飼いの猫が野次馬に来ただけでした。先輩は仕事中なので長居ができず、去り際に野次馬の猫に「この人を手伝ってあげて!」と言い残して途中退場。

ひとり残されたツマは、諦めて見捨てるか、もうちょいがんばるか…と近づけない子猫を眺めていました。すると子猫が隙間から現れて、野次馬の猫にすり寄っていきました。

ああやっぱり迷子なんだな。ママを探してるんだな。

野次馬の猫のほうは怒ったり威嚇したりもせず、代わりにこちらを見つめて「責任とってこの子をどうにかしてくれ」と訴えているような様子でした。そこで、子猫が野次馬猫に気を取られているうちにサッと捕獲成功!!猫さん、手伝ってくれてありがとう!!迷い猫を探すときには近隣の外猫にも頼もうっていうのはよく聞きますが、本当に猫はわかってるみたい。

そういえば前日に同じ場所で、この子猫と似た模様のおとなの猫に見つめられてたんだけど…。もしかしてついにNNN(ねこねこネットワーク)に認識されちゃったんでしょうか。任せて。この子はうちでどうにかするから、安心してちょうだい。

で、捕まえてみたらこんな感じ。この日の午前中は雨だったわりに、濡れた様子もなく顔と手足以外はきれいです。うまく隠れていたのかな。落ち着くかなと思って、荷物に入れっぱなしだったツマのマフラーを提供しました。

かかりつけの動物病院がまだ閉まっている時間だったので、そのまま車で一旦帰宅。家まで30分。動物病院は職場の近くにあるのでまた来た道を戻って30分。しょうがない。

とりあえずオットに連絡を入れました。

猫拾っちゃった

えぇ、まじ?

驚きがやばい

以前から、もう4匹いるし梅子ちゃんが猫嫌いだから、自発的に増やすのはやめよう。でも拾っちゃったり、何かで縁があったらそのときはまずは飼おう。それからうちの子たちとの相性を見て飼うなり、飼い主を探すなりの行動をとろう。という話は何度かしていたので問題ありません。

状態は?などのやりとりをしただけで、飼うの?みたいな話はまったく出ませんでした。

一応箱には入っていてもらいましたが、まあすぐに脱出しちゃうので、車内で子猫が大暴れ…。新車じゃなくて良かった。布シートでよかった。後ろの窓から外を見たりもしていましたが、後続車は気付いただろうかwどちらにしても、猫がうろうろしながらの運転は危険です…。

帰宅したところでハンドルに落ち着きました。

いや、そこに落ち着かなくていいから出てきてくれ。

家の猫たちを驚かさないようにすぐに別室へ隔離しましたが、ギャースギャース叫ぶので即行バレました。いつものことながら大変申し訳ありません。

歯は生えていたので、とりあえずお水とふやかしたウェットフードを出してみました。でも鼻が詰まっているせいか食べ物として認識できず。ずっと外にいただろうし、お皿から食べるっていうのもわからないんでしょう。

病院が開く時間になったので、今度はキャリーに入ってもらってドライブ。どう見ても猫風邪なので、りんりんたちはもう使わなくなっているズタボロのキャリーを使用しました。

が、ズタボロキャリーに穴が開いていて、結局移動中に出てきてしまったwww

今度はフロントのツマの正面で外を見ている子猫。。。邪魔です。。。

病院で診察してもらったところ、550gで痩せ、生後1ヶ月半くらいでたぶん女の子(たぶんとは…?)。猫風邪でやや脱水、怪我はなさそうとのことでした。輸液と抗菌薬を入れてもらって、飲み薬と目薬ももらいました。

当然ですが、病院に連れて行ったときに「飼いますか?」と聞かれました。飼います。拾ったからには世話をするし、飼えるつもりで拾いました。

しばらく前に飼い猫を亡くした知り合いがいて、そろそろまた飼いたいなあと言っているので、条件が合えばそちらへ引っ越すかもしれません。りんりんが白血病キャリアなので、もしエイズキャリアだと他の飼い主を探さなければいけないかもしれません。でもこの先はつらい思いをさせないつもりで保護しました。

オットに帰ってくる途中で子猫用品をいろいろ買ってくるよう頼み、子猫はケージに入れて別室で隔離…と思ったら後追いがやばい。全身で叫んでいる。しかたがないので、キャリーに子猫を入れ、湯たんぽを入れ、毛布とトイレシートを入れ、リビングへ。おとなの猫たちは遠巻きに見ていました。大変申し訳ありません。猫嫌いのはずの梅子はいつもと変わらなかった。ごはんがあればOK。

シリンジでミルクは飲みましたが、ふやかしたウェットフードはシリンジでもほとんど食べてくれません。猫風邪とどちらが先かはわかりませんが、たぶん身体が小さくて家族についていけなかったか、ごはんが食べられなくてママに置いて行かれたんでしょう。外の世界だからしかたがない。

鳴き声は大きいのですが、その分、朝になったら冷たくなっていやしないかと心配でした。

寝るときはやはりケージで別室にいてもらうしかなかったのですが、今朝、隔離部屋へ見に行ったら。

子猫はケージにはおらず、オットが添い寝をしておりましたwこうして見るとほんとにちっちゃい。もしかしたら初めてあたたかいところで安心して眠れたんじゃないのかな。

聞けば夜泣きがひどくて、毛布で添い寝をして3時頃にやっと寝たんだとか。自分の寝相の危うさは重々承知の上で、ほかにどうしようもなかったらしい。ツマは全然気付きかず寝ていたので何も言えません。大変申し訳ありませんでした。朝ちゃんと起きたから許してくれ。

うちはママ的なりんりんと、お姉ちゃん的な梅子と、遊ぶの大好きハチワレーズがいます。知らない猫にすり寄っていくくらいに不安なら、きっと先住猫たちに会わせてあげたほうがいいんでしょうが…。うちの子たちはワクチン済みとはいえ、子猫はじゅるじゅるの猫風邪だし、もしかしたらエイズを持っているかもしれないし、りんりんは白血病キャリアだしで、双方を守るためにも遠巻きに見る以外の接触はさせてあげられません。無事に回復して、生後2ヶ月、3ヶ月と大きくなって子猫がワクチンを打てるようになればまた変わるのですが。

つもっとが子猫にくっついていてあげたいのですが、りんりんを筆頭に先住猫たちを優先にしないといけないので、ずっとくっついていてあげることもできません。ハチワレーズは生後2ヶ月を経過してから来たので、ツマはハチワレーズの相手をしつつもりんと梅子から目を離さないようにしていて、帰宅したらオットがハチワレーズとたくさん遊ぶ生活をしていました。そのおかげで、ハチワレーズはオットが大好きです。

それにハチワレーズはふたりでずっと一緒だったから、寂しくはなかったんですよね。この子猫はママに置いて行かれて、ひとりになって、知らない場所に連れてこられて不安なんだろうなあ。

ミルクはよく飲むので、今日は哺乳瓶と離乳食用のパウチを買ってきました。哺乳瓶、大活躍。離乳食はやっぱり食べず。弱っているので今はおなかに何か入れてくれればそれでいいですが、どうやって固形物を食べ物と認識してもらったらいいんでしょうか。ミルクも哺乳瓶では飲みますが、お皿からは飲みません。

サイズは特大の肉まんくらい。

寂しいのか外の世界に戻りたいのか、熟睡しているとき以外は近くにだれかがいないとギャン泣きします。このギャン泣きは相手をしてあげたほうがいいのか、少しはほっといたほうがいいのか。家の間取りの関係で、先住猫たちは「ずいぶん近くで野良猫が鳴いてるにゃー」くらいの距離感のようで、人間がいつも通りにしているときは普通にのんびりしているのがせめてもの救いです。

平日は留守になるから、数時間でいいからケージには入れるようになってくれないと困るんだよなあ。

猫を保護するのもこの月齢の子猫の世話をするのも初めてなので、よかったらアドバイスなどいただけるとうれしいです。

 

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