今年もきょんきょんの命日になってしまいました。
りんりんは8歳。きょんきょんは享年3歳。早いですね。
今月のお花。
今回は値段を気にせず色から選んでいきました。きれいな色のを適当に見繕っていたら、狙ったわけでもないのになんだかかわいい仏花に…(笑)
お値段は2000円ちょっとで済んでしまいました。もっと豪華にするはずだったのにおかしいな?
だれかが体調を崩すたびに、守ってあげてねときょんきょんにお願いして、ついでに間違えて連れて行かないようにと念押ししています。今年はりんりんときょんきょんの異母姉にあたる子が亡くなったようです。ツマはその子のことをあまり知りませんが、きょんきょんと一緒にいるのかなあ。
たぶん気にしていない人は全然気付いていないと思うのですが、2024年は3月以降、2019年と同じ曜日のカレンダーになっています。そう、きょんきょんの命日は金曜日でした。ツマも4月のカレンダーが目に入ってから気付きました。
精密検査のために4月3日に大きな病院へ行き、リンパ腫が発覚してからあっという間の10日間でした。
ついこの間庚子が検査のために大きな病院へ行きましたが、そのときにきょんきょんが行った病院が候補に出ていました。遠いというのもお断りした理由のひとつですが、まったく同じこの時期にきょんきょんと同じ病院へ行くのは拷問すぎました。きょんきょんの検査を待っている間、近くの公園で桜が満開になっていました。桜を見ながら散歩しました。それ以来、たくさん桜が咲いているところへは行けなくなりました。
10日間という短い闘病期間は、亡くなった後もずっと頭にこびりついていました。
何度も何度もあの期間のことが再生され、それは人間の立場から見ていたりきょんきょんの立場から見ていたりするのですが、曜日だったり日付だったり、ちょっとしたことをきっかけに簡単に目の前に現れました。
今思えばフラッシュバックだったのでしょう。3年くらいはずっと続いていました。
この間庚子が病院で検査を受け、同時に胃内異物が発覚して内視鏡手術となりました。術後の具合が悪くて入院となりました。
この流れ、微妙にきょんきょんと同じなのです。
きょんきょんも病院で検査を受け、リンパ腫と判明して抗癌剤治療を開始しました。初めの数日は入院管理が必要でした。
時期が同じだけで、日付も曜日も違います。検査前から明らかに何らかの病気だったきょんきょんとは違い、庚子は偶然発生した手術です。きょんきょんとは違うと言い聞かせていましたが、内心では不安でした。もし急変して家に帰れなくなったら、急遽手術の選択をしたことすら後悔して、また立ち直れなくなるかもしれません。オットも口には出さなかったものの、心配していたことでしょう。
きょんきょんの場合は、入院翌日に急変の連絡が入ったことを覚えています。…覚えているのですが、忘れていることがあると気付きました。その連絡が朝だったか昼だったか、すぐには思い出せませんでした。
あの10日間、何度も何度も強制的に思い出さされていたのに、すぐに出てこなかったのです。ちゃんと記憶を辿れば、連絡を受けて以降はその週は出勤していないので、ああ朝だったなと思い出せます。でも、今目の前で起こっている出来事のような、リアルな情景としては浮いてきませんでした。
これはペットロスの状態が変わったことを意味するのでしょうか。
何と言うのが正しいですか?
克服?いや、克服して打ち勝ちたいわけではありません。
解消?いや、消し去れるわけがありません。
改善?うーん、状況が良くなったという意味では改善?
そもそもペットロスという言葉自体が好きではないのですが、まあそこはさておき、残された人間としては、多少良い方向に向かったようです。
きょんきょんへ
きょんきょんが大好きなりんりんは、もう8歳になりました。
ときどき体調を崩すけれど、きょんきょんが守ってくれているのかな。
子猫たちに囲まれて、それなりに元気にしています。
スーパーかわいいもふもふになったよ。
きょんきょんもこっそりくっついちゃおうね。