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ツマとオットとキャットのあれこれ

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薬草園の見学に行きました

先日、薬草園の見学に行ってきました。過去にも別の場所で見学したことがありますが、今回見学した日大薬学部の薬草園はとっても広くて、見渡す限り、草!草!草!(※薬草です)

 

たくさん説明していただきましたがさっぱり覚えきれないので、自分に関係のありそうなところだけ。

シャクヤクと

ウラルカンゾウ。

はい、根っこを乾燥させて良い感じに混ぜれば芍薬甘草湯のできあがり。腹痛、生理痛、足をつったときに良く効く漢方薬です。

ツマは胃痙攣になりやすいので常備しています。昔はのたうちまわることすらできないほどの激痛を味わっていました。あれは人によっては救急車レベルだったんではなかろうか。

最近はプチ胃痙攣だけになったのでだいぶ楽です。チクチク痛み始めるとなかなか消えないので、我慢せずにさっさと芍薬甘草湯を飲んでしまうのが吉です。

 

シャクヤクはちょうど花が咲いていました。大きくてぼんぼりみたいな花です。

ウラルカンゾウのほうはよくわからないのですが、ストロン?で横にどんどん増えていくとかで、わっさわさでした。言われなかったら謎の雑草にしか見えませんw

畑に入っても良いと言われたので臆せずにどんどん入っていたら、足をめちゃくちゃに虫に食われました…。日差し対策は万全でしたが、虫対策が全然だめでした…。かゆい…。

 

きれいに咲いていたハマナス。

温室にはバニラやイランイランのような、香水で使う植物もたくさんありました。薬に限らず、香水の元として見てみるのも楽しそうです。

 

漢方薬って今でこそたくさん種類があって病院でもドラッグストアでも使われていますが、昔の人はこういう植物を片っ端から試して薬を作ったんですかね?試している途中で毒草に当たって死んじゃった人とかいなかったのかな。

薬にするにも、花だったり果実だったり根だったり、使う部分がきっちり決まっているので、きっとすっごい量を試したんだろうなあ。

 

これまで特に植物に興味を持たない人生でしたが、似ているものの見分け方とか、花びらのように見えるけれど実は萼(がく)とか、目の前で実物を見ながら説明を受けていたらずいぶんおもしろくなってきました。家の近くにこういう場所がなさそうなので頻繁には行けませんが、また機会があったら行ってみたいです。