こんにちは。ツマとオットとキャットのブログ、つもっとキャットです。
拾った子猫は少しだけ普通のカリカリも食べたりして、だいぶ元気になりました。今日は出会ったときのことについてもう少し書いてみます。
この子猫はとても運が良いラッキーガールだと思います。というのも、あの場所あのときあのタイミングでツマに会えたから。
- つもっとは、前から「子猫を拾っちゃったらどうする?」と話し合っていたから、そもそも拾うかどうかと悩むことがありませんでした。見つけた瞬間に思ったのは「拾って良い子猫か、だめな子猫か」です。要するに、飼い主やママがいないかどうか。
- 前日の夜から当日の午前中は雨でした。見つけた時間帯は曇りで、暑くも寒くもない気温でした。雨が続いていたら子猫は出てこなかったでしょうし、翌日には衰弱して死んでいたでしょう。いつまでママと一緒にいたかはわかりませんが、天気は味方をしてくれました。
- その日の朝、ツマは傘を持って出勤したのですが、すっかり忘れて置きっぱなしで帰っていました。つまり、両手があいていました。片手で屋外にいる子猫を捕まえるのはちょっと無理。傘のことは週明けに出勤するまで完全に忘れていました…。
- ツマは体調を崩しやすくて、前の週までは仕事はしていたもののかなりグロッキーでした。ところが子猫を発見する1、2日前からはやたら元気になっていました。前の週の体調だったら、子猫に気付かなかったか、気付いても捕まえようと思わなかったかもしれません。
- 退勤前にちょっと雑談をしたりしていて、いつもより5分ほど遅く出ていました。ちょうど子猫も同じタイミングで外に出てきたようでした。
- それと同時に、職場でちょっとやらなければいけない用事があったのですが、すっからかんに忘れて帰っていましたw 「戻るべきか…放置するべきか…」と悩んで歩みが遅くなっているところで子猫に出会いました。子猫を捕まえちゃったので用事は無視して帰りましたw
- 「箱をくれ」と職場に電話したときに、電話に出てくれたのが猫好きの人でした。箱をくれ程度の依頼を無下に断るような同僚はいません(たぶん)が、その人が「その子かわいそうだよ、どうにかしようよ」と言ってくれたのが励みになりました。
- 子猫がだんだん移動していったおかげで、野次馬猫さんが気付いて手伝ってくれました。最初の場所にいたままだったら来てくれなかっただろうし、そもそも人の敷地内なのでツマも躊躇したままでした。
- ツマの車が新車じゃなくて、布シートだった。新車でも革シートでも捕まえてはいたはずですが、一応来月に納車予定があるので、気分的に。
こうして書き出してみると、本当に運の良い子猫だと思います。
弱い子が捨てられたり食べられたりしてしまうのは外の世界ではしかたがないことですし、すべての子猫を助けることなんてできません。でも偶然が重なってツマの前に現れてくれたおかげで、安心して暮らせるようになりました。先住猫の海凜君が不安定になってしまっているので先行きは不透明ですが、幸せでいられるようにしてあげたいです。
保護猫団体の譲渡会の条件が厳しすぎるという話題をよく見かけます。つもっとも確かにそうだと思っていました。でも、自分の手で助けて薬を飲ませてごはんやトイレの心配をして…とやってみると、大事に大事にしてくれる人を探すのは当たり前だなあと思い始めました。
まあ新しい飼い主を探すことになっても、やたら厳しい条件を求めたりはしませんが。つもっとだって完璧ではありません。自分たちができないことを他人に求めるなんてできません。お留守番があっても帰ってきたらちゃんと遊んでくれて、家族構成にかかわらず安心して健康に暮らせて、おなかがすかないようにしてくれて、必要なときにはちゃんと病院へ連れて行ってくれて、あとはとにかくかわいがってくれる。それだけで十分だと思います。
だんだん遊ぶ余裕が出てきた子猫。それは君の鼻水を拭いたティッシュですよ。
人の姿を見つけるとひっくり返ってうねうねしちゃうあまえんぼうです。もうちょっと一緒にいてあげたいのですが、海凜君が海凜君なので難しい。。。
なぜかしっぽが大爆発。何を見つけたのかな。
拾った子猫記事が増えてきたので、今度1ページにまとめておこうと思います。