つもっとキャット

ツマとオットとキャットのあれこれ

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ホグワーツレガシー トロフィーコンプしたけどいつまでもここにいたい

【ネタバレあり】

12月頃からホグワーツレガシーで遊んでいました。

選んだのはレイブンクロー!勉強大好き!

洋ゲーもどきのFF16以外で初めて遊んだ洋ゲーだと思います。

ハリーポッターシリーズは全部読んで映画も見ています。大ファンというわけでもないのでだいぶ忘れてしまった部分も多いですが、世界観は好きです。好きなのは映画の音楽のパワーが大きいかな。ジョン・ウィリアムズが神がかっています。

ファンタビは1作目だけ読むか見るかした記憶がありますが、そのときはあまり没頭しなかったのでその後は接していません。

 

ここから先はネタバレを含みます。

ストーリーはだれだっけこれ何だっけこれ…と微妙によくわからなくなることもありましたが、要は古代魔法をめぐるアレコレ。すっごい見せ場とか盛り上がりはあまりなく、さらっと終わる感じ。でもランロクとの戦いのときに先生たちがみんなで強力してくれたのはかっこよかった!ここだけこんなに盛り上がると知らなくてスクショゼロ!

ずっとだれが味方なのかわからないまま来ていたのに、全員味方じゃん!?

スネイプっぽい雰囲気のシャープ先生と、ヘキャット先生が元闇払い?あとフィグ先生か。元闇払い、多くないですか?ヘキャット先生かっこいい。一生ついて行きたい。

古代魔法を手に入れる闇堕ちエンドというものはストーリーのクリア後に知りまして…。やってみたかった反面、フィグ先生の前でそんなこと言えるわけがないという葛藤も。

ラストは予想通りの展開で、レイブンクローの優勝で終わりました。

ウィーズリー先生には全部バレてた。本作にはウィーズリー家の人間が2人出てきます。ちゃんと赤毛です。

って思ってましたが、自分のほうが断然赤毛だった。

 

それほど濃厚なストーリーではありませんが、しっかりダークファンタジーです。ハリーポッターも最後まで読んでいるとだんだん感じてくるんですが、これ一応児童文学とか子供から大人までのファンタジー小説とか言いますけど、全然子供向けではないしかなりダークですよね。子供が読むなら「魔法楽しい。ヴォルデモートは悪いやつだ」でも十分楽しめるのですが、大人が読むと「魔法楽しいけど怖い。ヴォルデモートは悪いやつだけど理由はあった。父親のジェームズポッターもろくでもないし現在のスネイプに否はない(かもしれない)」と読み方が変わってきます。

子供の頃はハリーとチョウが付き合う話とかロンと一緒になってダンスのパートナーをないがしろにする話とか、幼稚すぎて本当にどうでもよくてつまらなかったのですが、大人になって読んでみるとまあ別におもしろくはないものの10代の子にあるあるの話だし、女の子たちのほうが先に大人っぽくなっているのもよくあることだし、だれとも何事もなく数年後にジニーといきなり付き合い始めてもそれはそれで成長過程がなくてつまらないかなと思いました。

勧善懲悪のようで、いろんな愛の形が書かれていたり。子供の頃に読んだ人は、ぜひ大人になってからまた読んでみてください。

 

ストーリークリア後はひたすらコレクション集めとトロフィー。メインストーリーよりもサブクエと探索が充実していると思いました。地道にレベリオを使っていればわりと自力でコンプできます。

箒で飛ぶのは最初はどへたくそでしたが、アップグレードの力もあってかだんだん操作がうまくなり、自由自在に飛べるようになりました。これが予想以上の快感。さっと乗ってびゅーっと飛んでしゃーっと降りてきてぱっと着地できると超楽しい!

箒のタイムアタック、もっとあっても良かったなあ。あれも音楽が爽快で楽しかったです。勝負を挑んでくるスリザリン生もだんだんツンデレ化してきておもしろかった(笑)

しかし必要の部屋の放牧地にも大量のコレクションがあるとは知らず…。残り10個もあるんだけど?!と思っていたら全部放牧地にありました。

それでトロフィーは取れたのですが、ゲーム内で見ると何かが3つ足りません。もうわからん。

サブクエはセバスチャンの話が好きです。初対面のときは「うわ、スリザリンだ…」とハリーに洗脳された印象を持っていたのですが、話せば面倒見の良い人だし、ぶっ飛んでしまったけど妹思いの兄だし、もっと一緒に冒険したかったです。

それなのにというか、だからというか、ツマはセバスチャンを退学に追い込んだのですが(笑)

このゲーム、サブクエの終わり方を主人公が決められる場面がわりとあって、取ってきたものを依頼人に渡さずに自分のものにしたり、さらなる報酬を要求したり、セバスチャンのように友達を退学処分にさせたり(逆に隠蔽したり)といった遊び方ができます。

ディリコールを手なずけて羽根を取ろうとしていた人にディリコールを渡さずに終わらせたら、通りかかるたびに文句を言われる関係になりましたw

あと低学年の生徒に頼まれたものをそのまま没収したこともあったような…。

どこまでも黒くなれるゲームです。

ちなみにサブクエですが、結構な量があるわりに単純なお使いクエの印象がありません。依頼されて敵を倒してきたり何かを運んだりとか普通のサブクエだとは思うのですが、なんだろう?サブクエの中にもストーリー性の濃いものがあるからかな?あとはお使いに行った先で自由に探索して装備を拾ってきたりできるからとか?

サブクエは地道にすべてこなしていると、ホグワーツや周辺地域を隅から隅まで満喫できるようになっています。サブクエで行ってみたら「こんなところにあの場面のアレが!!!」なんてよくありました。

ところでレイブンクロー生とのサブクエってありましたっけ?

スリザリンはセバスチャン、グリフィンドールはナティ、ハッフルパフはポピーの話がありますが、レイブンクローって何だっけ…?トロフィーリストにもなさそうなので、本気でなかった?原作でもレイブンクローの影が薄いので残念です。実際、今回なんとなくレイブンクローを選ばなかったら何の印象もなかったかもしれません。

 

ゲーム中で魔法動物を捕まえられるのはファンタビ要素ですね。保護というより乱獲のような気もしないではない。ニーズルかわいい。

ニーズル…うちのりんりんでは…?


ホグワーツの中のスクショがないのですが、映画の再現度がやばいです。一度は出てきたシーンは全部入っていると思います。やばい。

ガチで迷路状態もやばい。城から出たいだけなのに散々さまよう…。あえて煙突を使わずに自力で行こうとしても、着かないw

ハリーポッターのファンでなくても、映画を1つ見ただけでも、このお城すげえなーって一度でも思ったことがある人なら、このゲームは十分楽しめると思います。ホグワーツの見学要素が大きいので、ゲームの難易度は大したことはありません。操作も特にスキルが必要な場面はありませんでした。戦闘を楽しくするために自分で魔法を入れ替えたりはしましたが。

最終的にハマったのは、インペリオで1人を味方にして、エクスペリアームスやリキャストの速いフリペンドなどで呪いをどんどん増やしてからアバダケダブラで滅殺というどっちが闇の魔法使いかわからない戦い方でした(笑)

 

あとはバグが多めのようですが、進行が妨げられるほどの致命的なバグはありませんでした。

↑これもバグ。宝物庫に入るのに必要なキューブが取り出せなくなって、宝物庫のコンプならず。

 

そんなわけで、トロフィーコンプ!

コレクション集めよりも地図の間までを全寮でクリアするのがきつかったです。せめてチュートリアルをスキップする機能をつけてくれ。

でもなんで地図の間までをいちいちやらせるのかと思ったら、ジャックドゥの墓に至るまでの流れが全部ちがうんですね。

ハッフルパフではまさかのアズカバン訪問だったし!このゲーム、エクスペクトパトローナムはできないのかなあと思っていたら、アズカバンについてきてくれた人が使っていました。教えてください、師匠!

しかし肝心のレイブンクローがどんなだったか忘れてしまいましたよ…。初見のときだからね…。

 

世界中を探索した達成感というよりもむしろ充実感のあるゲームというのもなかなか珍しいのではないでしょうか。これでもうホグワーツに通うことがなくなると思うと残念で残念で…。

残念なので、原作を引っ張り出しましたw

今はもう手に入らないAdult Editionです。かっこよかろう。3巻あたりまでは新品で買えましたが、買い進める速度が遅くて手に入らなくなり、後半は中古で探しました。もはや意地だったので、新品より高くてもそこでしか買えなければ金で解決。本来は日本語訳のハードカバーよりもペーパーバックのほうが断然安いです。大体の本がそうなので、読めるものは原書で読むことが増えました。ハリーポッターは適当に検索するとUS版が引っかかってしまうので、UK版に限定して探したらこのEditionが出てきました。

冒頭で、だいぶ忘れてしまった部分も多いと書きました。その原因がこれです。

確か、炎のゴブレットまでは日本語で読んでいたんです。中学生か高校生だったし。その後続きを読みたいと思うまでに結構時間があいて、読み出す頃には原書で読めそうなスキルを身につけていたのでUK版に手を出しました。読めるけれど、当時はところどころ理解が微妙な点があったために「だいぶ忘れてしまった部分」があったわけです。

でもこれ、今なら余裕で読めるので読み直そうかと思います。

ホグワーツレガシーを買う前にAmazonでレビューを読んでいて、ハリーポッターの大ファンだという人が「ゲームが楽しくて映画に舞い戻ってついでに原作を読んで自分で歩き回りたくなってまたゲームに戻ってしまう」という内容のレビューを書いていて楽しそうで何よりではあるのですが、んな大げさなwと思っていましたが、今ならその気持ちわかるわー。

…積ん読が増えましたね。

 

最近は通常カバー以外のデザインだとどういうのがあるのかなーと見ていたら、ハウスカラーのエディションがありました。なかなかかっこいいです。

レイブンクロー!

みんな大好きグリフィンドールも!

出版社がBloomsbury UKになっているので、おそらくUK版ですね。

洋書はばら売りだと全部そろえる前に手に入らなくなりがちなので、見た目で選んで買うならボックスが良いのでしょうね。初めてだと読み切れるかどうか不安になりますしまとめて買うと値段も張りますが、表紙で選んで買った本がおもしろかったので続きを買おうと思ったらデザインが一新されていて、しかも新デザインが全然好きじゃないという経験は何度もしています。。。