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薪ストーバーにおすすめ 使い捨てないハクキンカイロ

こんにちは。ツマとオットとキャットのブログ、つもっとキャットです。

薪ストーブが暖かくて、毎日うれしいツマです。去年とちがって今年は広葉樹もあるので火持ちが良いし、温まり方も安定しています。

外でもこんなふうにほっと温まれればいいのに…。最近の使い捨てカイロにはいろいろなタイプがありますが、毎回ゴミになってしまうのが、薪ストーバー的に微妙です。

と思ったら、ありました。使い捨てないハクキンカイロ!

使い捨てカイロが広まる前から、それどころか戦前から存在していたカイロです。ツマより年配の方には、カイロといえばこれかもしれません。

 

箱の中にはカイロ本体、カップ、ケースが入っています。

他に必要なものは、燃料となるベンジンだけ。カイロとベンジンのセットが売っているので、初めて使うときは助かります。

 

使い方は簡単。

カイロにベンジンを入れて、火をつけるだけ。薪ストーバーならマッチやライターはたくさん持っていますよね。最初だけ火口が固くてなかなか開けられませんでしたが、2回目からはスムーズになりました。

火をつけるといっても、カイロの中で燃えているわけではありません。マッチの熱でベンジンが気化し、そのとき発生する炭酸ガスが火口の白金と反応して熱を発生します。ある意味、いつも燃えさかっている薪ストーブよりも安全かもしれません。用意はおとながすれば、子供に持たせることもできそうです。

ベンジンは中の脱脂綿が吸ってくれるので、ひっくり返してこぼれた!なんてこともありません。

 

かーなーりー熱くなるので、かならずケースを使いましょう。一番熱いときだと素手では持てないくらいに発熱します。ケースを使っても、ポケットに入れっぱなしの低温やけどに注意しましょう(既にやらかしました)。

ケースの口がマジックテープなのがポイント。巾着型とちがって、紐がじゃまになりません。

 

大きさは3種類。スタンダード、ミニ、ジャイアント。

ネットで見かけるのはスタンダードとミニが多いです。ツマはミニを買いました。それぞれ最大持続時間の目安があるので、使用目的に合わせて選べます。

 

しばらく使ってみた印象としては、あくまでも「最大」持続時間であって、環境によってかなり変わりそうです。ミニに1カップ入れて使っていますが、10時間くらいで冷めてきます。長時間使いたい人は、余裕を持ってスタンダードかジャイアントを選んだ方が良さそうです。

 

もちろん、カイロを入れられる腹巻きやベルトに入れることもできます。ぴったり。

金属製なので重たく見えますが、腰に巻いてしまえばどうということはありません。

 

 

薪ストーバー的に好感が持てるところは、

  • 使い捨てずに繰り返し使える
  • 必要な分だけベンジンを入れて使えるので、無駄にならない
  • 薪ストーブのようにじんわりと、しかししっかりと発熱する
  • カップや部品だけ買い換えられる

 

逆にハクキンカイロのデメリットは、

  • 毎回準備するのが面倒
  • ベンジンの取り扱いに注意が必要
  • ベンジンのにおいがする

 

といったところでしょうか。

普段から薪ストーブのような手間のかかる暖房を使っていれば、ハクキンカイロの準備なんて大したことはありません。慣れれば1分もかかりません。

でも、ベンジンは引火性があるので、薪ストーブの戸を開け閉めしながら準備するのはやめましょう。ガスコンロにも注意です。

においに関しては少々心配でしたが、ポケットに入れておけば立ち上ってきてにおいがするかな?という程度で、気にするほどではありませんでした。車内のような密閉された空間でも大丈夫でした。

 

というわけで、最近会う人会う人にハクキンカイロを勧めまくっています。一度使うとやみつきになるのも、薪ストーブと同じですね。