つもっとキャット

ツマとオットとキャットのあれこれ

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放送大学の卒業が決まりました

放送大学の2学期の成績が発表されて、無事124単位を修得し終わりました。

もっと余裕を持たせた単位数にするつもりでしたが、なんだかんだギリギリになってしまいました。

何にせよ、卒業確定!

3年次編入で3年かけました。

一時期とっても暇だったからという不純な動機で入学した放送大学でしたが、人並みの忙しさになってからもどうにか続けられて良かったです。暇だったうちに10科目とか取っていて助かりました。

最終学期になって初めて参加した面接授業は、初回が授業内容も先生も学生も良いこと尽くしでうきうきで帰ってきたのですが、他はピンキリだったのが残念でした。授業がつまらないのはきっと自分のせいもあるのでまあ良いとして、周りがね…。正直なところ、理系の専門科目くらいしか学生のまともな質疑や交流はありませんでした。

 

根っからの理系人間なので、人間と文化コースは地味~~~につらい部分がたくさんありました。でも、歴史科目を試験前に見直しているとき、

何これ意味わからん。この人いつから存在してんの?ていうかここどこ?

なんてオットに愚痴っていると、

その人はどこどこで地位を上げてきた人で、こういうことをやらかして最終的には惨殺される

みたいに結構な頻度でまともな答えが返ってくるんですよ…。

オットはなんとなく歴史が好きなだけで、専門家でも何でもなく大学の学部も関係ない人です。それでも興味があれば覚えているものなのかと、自分の無興味がどれだけひどいのかを痛感しました。

これまで興味がなくてほったらかしてきたけど、少しは知りたいと思って取った科目たちなんですけどね…。

子供の頃は伝記が好きでたくさん読んでいて、たとえば第二次世界大戦とナチ党の話は、マリー・キュリーの伝記とサウンドオブミュージックの映画が頭の中で繋がっていたんです。すごく子供っぽい繋げ方で恐縮ですが、

  • マリーがポーランドでドイツ語を使わされていたから、ドイツはポーランドの敵(微妙にちがう)。ついでにワルシャワの地名を覚える。
  • フランスに逃げたから、ドイツとフランスは敵。
  • トラップ一家が住んでいるところにはドイツの国旗があってナチスがいるからここはドイツ。(微妙にまちがってる)
  • なんかドイツが独裁をしているのが似ているから、マリー・キュリーとサウンドオブミュージックは同じ時代にちがいない。この頃にラジウムとかいうものができたのかなるほど。放射線といえば原爆だ。
  • 日本にはドイツ語がたくさん残っているから、日本とドイツは味方。
  • 戦争といえば第二次世界大戦のことだと思っていて、年寄りから戦争の話をたくさん聞ける世代だったのもあって勝手にそのくらいの頃の話だと思った。

こんな感じで、わりとまちがっていても超大雑把には自然と理解してました。

しかし大人になってからはこういう体験がほとんどなくて、気付けば非常識レベルで歴史を知らない人間に成り下がっていました。受験勉強のための暗記すらしたことがないので、自分でもドン引きするほど物を知らない。初心者向けの新書を手に取ってみたりもしましたが、学校の教科書と同じくらいの興味(要するに興味なし)しか持てず、寝る前に読むとよく眠れました(笑)

なんか…どうにかならないですかね…。テストで点を取る必要はないので、つぎはぎの知識でまったく問題ないんですけど。

去年読んだ「同志少女よ、敵を撃て」とかは歴史事実は非常に忠実かつわかりやすかったので、物語のついでに勉強ができました。でも赤軍って何?のレベルの読者です。ごめんなさい。あとKindleで激安だったかプライムで無料だったかというやはり不純な理由で読んだ「トッケイは7度鳴く」(ごめんタイトル間違ってるかも…)もビルマの話はまったく知らなかったので楽しみつつもふむふむなるほどと思いながら読みました。あーいう本がもっとないかなあ。同じ年代や出来事の話を1冊だけではなくて別の作品でも読むと、一気に定着するんですよね。

 

なんだかめちゃくちゃ話が逸れましたが、とにかく人間と文化コースは卒業です。もともと言語をやりたかったのであって歴史ではないのです。言語学をかじれたので一旦は満足です。次にやることはもう決まっているので再入学はしません。それは別のブログに書こうと思っているので、こちらにはあまり書かないつもりです。とりあえずまた専門外で使いもしない資格を取りに行くとだけ言っておきますw